Sculpture

シリーズ「けしき—火の領域」では、木製の箱と火を素材として作品を制作しています。

 

骨組み構造をもつ木製の箱へ火を放ち、そのときの風向きや強さによって火はさらに拡大を続けます。炎は生き物のように勢いよくその箱を飲み込もうとしますが、焼き尽くされる直前に水をかけて消火します。焼け残った箱は炎が偶然に作り上げた形として現れます。

 

物体が変容する過程や瞬間を切り取り呈示することで、鑑賞者はその物体がかつてあった姿や変わりゆく様子の変化に思いを馳せることができます。そしてそこに自らの経験あるいは身体などと重ねて鑑賞できるよう、作品展示ではインスタレーションを中心に展開しています。

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